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乗りこなし方(Riding Tips)
Windsurfing Classic

スタンスでウインドが変わる

Windsurfing Classic

2015_Fanatic_Ripper_Maxime_JC/時にはストラップに捉われずスタンスを変えてみる。と、新しい感覚が得られるかも

|| ワイドスタンスとクローズスタンス

ボードを走らせたりターンさせるときに、適切な足幅があるのを知っていますか? 幅が広いのがワイドスタンス、狭いのがクローズスタンスと呼ばれます。

人それぞれに好みもあると思いますが、それを決める大きな要素のひとつはボードの特性です。ワイドスタンスが合うボード、クローズスタンスがちょうどいいボード、どちらでも結構こなせるボード、というのがあるわけです。

スタンスを意識しながらボードに乗ってみると「どのあたりにどのぐらいの幅で足を置けばスムーズに走れるか曲がれるか」を感じることができるはずです。いや、最初はよくわからないかもしれないので、以下にそれを感じとるためのヒントをあげておきます。僕が思っている感じを無理やり言葉にしただけなので、そのつもりで温かい目で参考にしてください。

Windsurfing Classic

Left▶︎2015_Fanatic_GeckoHRS-F14_Alice_JC/Right▶︎2017_Starboard_Lift-Kailua_MancaNotar_frankiebees/「ボードによってスタンスは変わる」のイメージ画像。フォームも楽しみ方も変化する

最近の「ショート&ワイド、コンケーブボトム、エッジバキバキで、テイルの浮き上がりが強めのボード」は、ほぼほぼワイドスタンス。「エッジがなくて、テイルが水を巻き込む系のボード」はクローズスタンスがマッチします。「テイルが狭いボード」もクローズスタンスでいい感じに楽しめる。「テイルが狭めで、でも多少エッジがあるようなクラッシック系のボード」は、両方いけるタイプが多いように感じます。

たしかなことは、ボードによって最適なスタンスは変わるということです。それによってフォームも変わります。走らせ方やターンの仕方も。どんなウインドサーフィンをするのか? 根幹に近い部分も変化します。

スムーズに水面にボードを同期させるように遊ぶにはクローズスタンスが合うボード。アグレッシブに動くにはワイドスタンスが合うボードがマッチするのではないかと思います。

自分がどんなウインドサーフィンをしたいのか。どのように遊び、楽しみたいのか。ボードはその欲求にマッチするものなのか。一度見直してみてもいいかもしれません。

蛇足です。今のボードでも昔のボードでもどんなボードでも、その適応範囲の中でスタンスを変えることで、乗り方を、ライディングフィールを変えることはできます。お試しください。

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